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トリンチェット(Trincetto)

イタリアの皮革用カッターをトリンチェット(Trincetto)と言います。
日本の革包丁とは異なり、どちらかというとカッターに近い形状です。

IMGP3985.jpg

これはネジで刃の出し入れを調整できるタイプですが、
柄のない刃だけのものもあります。

IMGP3988.jpg

ガイド付きのトリンチェット。
革の端から、5mmなど幅を決めて切ることができるものです。

IMGP3995.jpg

一般的にこの写真のようにヘリ巻き(革の端をテープで巻いて仕上げること)の
余分なところをカットするのに使います。
*この写真では財布は出来上がってますが、実際はパーツの段階で切ります。

これはなかなか難しく、下手をすると下の革まで切ってしまうので注意が必要です。

イタリアの職人さんにコツを聞くと、
「俺はこの道数十年、どれだけ作ってきたと思ってるんだ、感覚で分かる」
「何事も経験だ」と最もな返答がだいたい返ってきますが
ちらっと確認すると下まで切れてることが多々あります(笑)。
もちろん上手い職人さんはいますが、
イタリア人は自己評価がかなり高いので・・・。

どちらも真鍮の柄が付いていて、道具としての見た目はかっこいいですが、
やはり切れ味は日本の革包丁に軍配が上がるかなと思います。
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