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雑貨展

先日、六本木の21_21 design sightで開催されている雑貨展を見に行ってきました。

「雑貨」とは何か?
昔は生活に必要な道具のことでしたが、
今では食品や本、我々が携わっている革小物であったり、
その定義は広くなり、どこまで雑貨というカテゴリーなのか。
そこに着目した展示会です。

会場は写真がオッケーだったので、
この展示会の趣旨とディレクターのメッセージも写真で載せておきます。

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昔の荒物屋さんが行商していたスタイルを復刻したもの。

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昔の行商スタイルはこんな感じだったようです。

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最近は雑貨を扱うライフスタイル系のお店が増えています。
その企業やオーナー、それに関係しているデザイナーが表現した展示がメインです。

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この柄はすべてS字フックで描かれています。

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昨今のブームもあってか、多くの来場者で賑わっていました。
というより、ブームだから開催されていると言った方がいいかもしれません。

普段、何気なく目にする身近な日用品ですが、これだけ集まると展示会になってしまう。
雑貨の魅力とパワーを感じられる企画展です。
雑貨好きな方は必見です。
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納期

  • Day:2016.03.17 10:01
  • Cat:雑談
「納期」、イタリア語では ”il termine di consegna“
仕事をする上では厳守しなければならない基本的なことです。

もの作りの仕事で簡単に言えば、この3つの納期になるかと思います。
「材料の手配」→「生産」→「お客様への引き渡し」

なので、商品引き渡しまでの納期をすべて足した上で
お客様への引き渡し時期をお知らせするか
もしくは引き渡し日から逆算して進めていくかのどちらかだと思います。
いずれにせよ、多少のゆとりは取っておかないと大変なことになり、
納期を守らないとキャンセルや値引き、最悪な場合は罰金などが発生することのもあるそうです。

ラテンの国、イタリアで納期を守るのは困難です、というかほぼ不可能です。
もし、ビジネスを始めようかと思っている方は特に納期は注意が必要です。

こちらから「できますか?」と尋ねれば、
とりあえず、イタリア人はできると言います。

Si, ce la faccio!!(私はできる)
Si, ce la facciamo!!(私たちはできる)

上記の言葉を信じてしまうと大変です(笑)。

そのできると言っている期間の倍は見ておいた方が賢明です。
もしくはこれも逆算で必要な時間の半分で伝えて、ちょうどいいかもしれません。

日本人からのお客様をイタリアでアテンドしている友人から聞いた話ですが、
イタリア人が言った納期はそのままは伝えると間に合わないので、
やはり倍くらい余裕を見た納期をお客様に伝えるそうです。
ただ、たまに中途半端に通訳を通さずに英語で直接納期をお客様に伝えられると
余裕期間という嘘が付けなくなるので困るとは聞いたことがあります。

若干、話は逸れますが
交通手段を見ればわかるように日本は世界一、時間には正確だと言っても過言ではないでしょう。
日本に来たことのある外国人は皆ミラクルだと言っています。

海外で時間のルーズさを経験したことがある方なら、
日本での多少の遅延は大したことじゃないと思えるはずです。
たまに駅員さんなどに電車が遅れたんだから、タクシー代を払えとか言ってる人がいますが
そういった方は一度海外へ行かれた方がいいかもしれません。

自分側は納期を守り、相手サイドには余裕を持たせるくらいであれば丁度いいのかと思います。
計画にはゆとりを持って、納期は守っていきましょう。

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ストーリー

  • Day:2016.03.10 09:29
  • Cat:雑談
最近、ものを売るにはストーリー性が重要だと言われています。

以前は、良いものを作れば売れるという時代でしたが
これだけものが溢れていると売るためには何かしらプラスアルファが必要になってきます。
したがって、物語という付加価値を加え
そこに共感して購入して頂くという流れになってきています。
これについては私自身も、もの作りの背景などをお客様に知って頂くのは重要だと思っていますので
うまく伝えられるよう心掛けています。
まだまだですが・・・。

一般的に私も含め作り手は口下手な人が多いため、
良いものは見て触わってもらえばわかる、もしくはわかって欲しいと思いがちなところはあります。
最近、ネットの普及に伴って良くも悪くも簡単に情報発信できてしまうので
商品の品質よりも、この情報発信の上手さが売れるか否かに大きく関わってきています。
なので、商品が良かろうが悪かろうが、知られていないのは存在しないのと一緒だとも言われています。
まずは認知してもらうため、やはり自分たちの言葉で伝えていかないといけないのかなと思います。

ただし、「良いものが売れるのではなく、売れるものが良いもの」という今の風潮には
若干、行き過ぎているケースが目立つと思います。
中身がないのにストーリーだけ立派で小説ばりのフィクションが多すぎると感じます。

やはり、ストーリーが大事だとは言え、商品の魅力を補足するためのものであって
フィクションをノンフィクションで販売するのはどうかと思うところはあります。

イタリアではどうなのかといえば、イタリア人はお喋り(chiacchierone)なので
説明や自己アピールも上手く彼らは全員、優れたストーリーテラーです。
仕事の8割はお喋りしてるくらいなので話すのは滅法うまいです。

日本のもの作りの世界では口を動かさず、手を動かせと言われてますが
イタリア人は手は動かさず、口は動かすという文化と私は勝手に思っていますが
(そうじゃないという方には申し訳ないです)
それがプレゼン力の源になっている気はします。

このお喋り文化は仕事の効率としては良くありませんが、
販売の側面から見るとイタリアの職人さん達は口が達者な人が多いので
商品の品質は抜きして、話していると妙に納得させられてしまい買ってしまう時があります。
これもフィクションかノンフィクションかは謎ですが・・・。

やはり、商品とストーリー共にレベルアップを目指していきたいですね。

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磨き

  • Day:2016.03.03 13:21
  • Cat:雑談
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「磨き」、革製品を作っている多くの職人さんが日々研究。
そして、それぞれ持論・独自の方法を持っているかと思います。

切り目という革の断面をしっかりと磨き上げると
とても時間が掛かりますが、その分美しい仕上がりの商品になります。

磨きとは革の断面処理の一つですが、
まず、その処理方法には大きく分けて2種類あります。

ヘリ返し-革の端っこを折り返して処理すること
切り目-革の端っこを切ったまま処理すること

磨きとは革の切断面を磨いて綺麗に仕上げることです。
その切り目の処理方法の中でも、他に顔料塗装の仕上げとそのまま何もしない方法があります。

それでは「磨き」と書きましたが
コバ(革の端)の処理の方法を見ていきましょう。

*ヘリ返し
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革の端を薄くして折り返して仕上げることです。
上品で柔らかい雰囲気になるかと思います。
女性物の商品で多く見られます。


*切り目…何もしない方法
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切ったままです。
一番カジュアルで素朴さを感じるかと思います。
暖かみのあるホッコリしたものに適しています。


*切り目…顔料塗装
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切断面に顔料を塗っていきます。
ヘリ返しや何もしない切り目より、シャープで強いイメージになるかと思います。
ヨーロッパのスーパーブランドはこの仕上げ方法が多いです。
ただし、顔料なので使っていると割れて剥がれてくるリスクがあります。


*切り目…磨き
染料なし
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染料あり
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これは日本で多く見られる技術です。
切断面にヤスリをかけて平らにして、
そこに色を入れる場合は染料を入れてから、専用のノリで磨きます。
ヤスリとノリで磨くことを繰り返すことによって凸凹のない綺麗な仕上げになります。
また、顔料とは違い剥がれる心配はありません。

コバ処理の方法ですが、
作り手や相当詳しい方でない限り、ある程度の仕上げラインを超えると違いはそれほど分からないと思います。
また、別にそこまでは求めてないという方も多くいます。
反対に時間の掛かる磨きより顔料塗装の方が綺麗で良いという方も多くいます。
よって、商品をどのようなイメージで仕上げるのか、
それを購入すると思われるターゲットは何を望むかを考えて使い分けるのが重要かと思います。

前に書いた縫製(手縫いとミシン縫い)と同様、
行き過ぎるとただの独りよがりになってしまうので
作り手には主観的な目と客観的な目が必要だと思います。
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