FC2ブログ

独創的な時計

  • Day:2016.02.22 10:01
  • Cat:動画
先日、ニュースで見た時計。
大学生が卒業制作で手がけた書き時計というものらしいです。

アナログなのにデジタル表示。
構造は全くわかりませんが、かっこいい。

家に置く場所ないけど欲しいです。

https://www.youtube.com/watch?v=pu0KgZFCTO8

全く別物ですが、動画を見た時にどこか似ているなと感じたウルベルクの時計。

https://www.youtube.com/watch?v=lkxiNT2CfNs

いずれにせよ双方とも独創的な時計です。
時計に関しては素人ですが、こういった職人的なものは大好きでついつい見てしまいます。
スポンサーサイト

縫製の動画

  • Day:2016.02.15 15:18
  • Cat:動画
先日、縫製について書きましたが、
実際、どういったものなのか動画を紹介します。

ミシンの仕組みとエルメスの手縫いです。

-ミシン
http://giphy.com/gifs/machine-stitch-sewing-G10pb1bOz98oE/fullscreen

-エルメスの手縫い
https://www.youtube.com/watch?v=g6HOhqaVXW0

こういう動画や写真を見るとフランス人とかイタリア人っていうだけで
お洒落に見えて、ちょっとズルいなぁ〜と思ってしまいます。

縫製

  • Day:2016.02.12 17:12
  • Cat:雑談
縫製についてです。

縫製には簡単に言うと手縫いとミシン縫いの2種類あります。
通常、手縫いをする際は2本針か1本針の手縫いのどちらかです。
2本針はエルメスに見られる左右に持った針と糸を交互に通していく縫い方で、
1本針はフェンディのジグザグ縫いです。
フランスでは2本針でイタリアでは1本針の手縫いが多く用いられている印象を受けます。
いずれにしろ、まず穴を開けてから手で一針づつ縫っていくので、とても時間が掛かります。

それに比べてミシンは機械で縫うので時間の短縮にはなります。
ただ、前回のパターンの時に書きましたが
ミシンで縫うのであれば、そこを踏まえた構造にしないと無理が出てくるケースがあるので注意が必要です。
よって、手縫いかミシンのどちらの縫製方法で仕立てるかによって
パターン、さらに素材まで変わってくるケースはあります。

1本針手縫い

IMGP5426.jpg

2本針手縫い

IMGP5430.jpg

上から1本針、2本針で一番下がミシンで縫ったものです。
通常、手縫いは太めの糸を使用しますが、
比較するためにビニモ(一般的に使われているミシン糸)の8番を同ピッチで縫ってみました。

IMGP5434.jpg

一般的に流通している商品はミシン縫いです。
手作り、もしくはハンドメイドと記載されているものも、
手でマシン(ミシンという機械)を操作して縫ったということです。
手縫いであれば、ハンドステッチとなります。

手縫いという謳い文句でもミシンで縫っているケースがあるので、一般消費者の方は注意が必要。
ただ、製造に携わっている人でないと見分けるのは難しいです。
たまにお店で見ていると販売員の方にミシン縫製のものを
「これは手縫いの・・・です。」とか説明される場合があります。
これは詐欺じゃないかと思いますが、嘘をついているというより、
ハンドメイド=ハンドステッチと勘違いしているのかなと思う時もあります。

通常、私もミシンで制作することが多く、
稀に一点ものやオブジェ的なものを作る時には全て手で縫うことはあります。
また、基本的に縫い返すもの(縫い目が見えないもの)はミシンで十分だと思いますし
裏地などの薄いものは手縫いよりミシンの方が綺麗に縫えると思います。

個人的には一概にどの縫製方法が優れているとは言えないので
作るもの、縫う箇所によって使い分けるのがベターだと思います。

パターン補足

  • Day:2016.02.09 10:47
  • Cat:雑談
前回のパターンの補足です。

私はパターン(型紙)が決まったら、
実際にパターンをおこす前に紙に寸法を書きます。

IMGP5424.jpg

特に財布などでパーツが多い場合は寸法の間違いや漏れがないかを再度、確認するためです。

通常、デザイナーの方はしっかりと図面を書いて
サンプル職人さんに渡すと思いますが
私の場合は自分が分かれば良いので、かなりラフな図面です。

ただ、先ほど確認のためと書きましたが
それ以外に全体で見ることによって
「これだったら、〜したほうがいい、〜できる」など、
この図面で新しい発見することもあるので重要な作業の一つです。

現在、こういった作業もパソコンに変わってきています。
むしろ、皮革業界は他の業種に比べると手仕事が残っているというか、遅れている感じです。

日本でもイタリアでも同様で大きく資金力のあるブランドは次第に手仕事から機械へ移行しています。
それはミラノの年に2回開催されているリネアペレなどの展示会で機械のブースに行けば、
一目瞭然で、ものすごい機械が並んでいます。

これは早く綺麗にできるのであれば、
取り入れるのは当たり前だと思うので私自身は悪いとは思いません。
ただ、パソコンや機械を使うにしても手作業を知っていると知らないのでは
何かしら製品に違いが出てくると思うので
デザイナーを目指している方も多少、技術や作業工程の勉強・経験はした方が良いかと思います。
機械は完璧・完全はできますが、人間味というか暖かみのようなものは人間の技に宿っていると思うので、
特に革や木材など自然素材を扱うのであれば、そこは重要だと思います。

ちなみにイタリア語でパターンは「Il cartamodello」、
もしくは「La dima」と言います。

パターン

  • Day:2016.02.04 10:14
  • Cat:雑談
パターン(型紙)、私が一番こだわっていて追求しているところです。
何故なら、商品の形状が決まる出発点であり、作り手として腕の見せ所だと考えているからです。

私が在籍した専門学校では基本のパターンを学び、
基本形のバッグを作り、その次にその基本を応用したバッグを作るというカリキュラムでした。
そのうちバッグのパターンはどうのように取るのかを紹介したいと思います。

私が型紙を作る際は、まずラフスケッチ描き、それを紙で簡単に形にして
それから、どのようにパターンを取るか考えていきます。

もちろんデザインとバランスは最重要なので、
そこをキープした形でミシンで縫えるか、厚みを逃がせるか、工程の数はどうかなどを
検討しながらパターンに落とし込んでいきます。

-ミシンで縫えるか
基本、手縫いは手が入れば縫えますがミシンは手のように自在に動く訳ではないので
縫い代の幅やミシンの押さえが入るかなど考慮しなければなりません。
手縫いは場所も厚みも関係なく縫うことができる非常に便利な技術です。
学生時代は好きで手縫いばかりやってました。
ただ、その反面ミシンの何倍も時間が掛かり、量産には向いてません。
有名ブランドで手縫いをメインでやっているのは、エルメスとフェンディくらいではないでしょうか。
エルメスとフェンディの手縫いの方法は2本針と1本針の違いはありますが、
何れにせよ量産でやっているのは凄いと思います。
その分、価格も凄いですが・・・。

-厚みを逃がせるか
革は布に比べ、厚さがあるので
縫ってひっくり返したり、重なり合うところは縫う前に薄く(漉き)します。
もしくはパターン上でズラして重なりを減らすことで
厚みを逃がして革本来の厚さで組み立てるようにすることもあります。
私はできれば芯材などは極力使用せず、厚みもそのまま活かして製作したいので
この厚みを逃すことに関しては相当考えます。

-工程の数
これは価格に響いてきます。
同じものを作るにしても工程の数や難易度によって工賃が変わってきてしまいます。
ちょっとパターンを変えれば、スムーズになったり2回が1回の縫製で済むのであれば
パターンを変更して簡略化を考えます。

革製品と洋服では素材の種類や使用機材なども違いますので、
一概にどちらの技術が優れているとは言えませんが、
パターンの考え方などは洋服の方が進んでいると思います。

私が教わった先生はアパレル出身の方だったので、洋服のように立体的なパターンの授業もありました。
また、デザイナーもパターンから縫製までの技術が必要で
それでこそ自分の頭の中にあるイメージを唯一、形に出来るのだと口すっぱく言われました。
その哲学はいまでも私のもの作りのベースとなっている部分です。

今後も他のジャンルの技術や考え方を取り入れることによって
新たな可能性が出てくるので、使う使わないは別として
常に好奇心を持っていたいなとは思います。

これは型紙の一部です。
見て分かるよう革の厚みや寸法などを書き込んでます。

IMGP5418.jpg



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。