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ワイルドだけど可愛いポーチ

ちょっと頼まれて製作したポーチで、クーズーとリバースという革を使用しました。
クーズーは南アフリカで食用に狩猟されたアンテロープ(ウシ科のシカっぽい動物)をイギリスでクロム鞣したもので、リバースはONE OVER ONE 1/1でよく使用しているイタリアのバケッタ製法で鞣した牛革です。

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イタリアで良く使われる手法、1本針での手縫い。

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ぷっくり可愛い底部分。

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双方ともかなり多くの擦り傷が見られますが、それ自体がデザインになるほど個性的な皮革です。
今回、初めてこの組み合わせで製作してみましたが、表情が似ているので悪くないなと感じました。
この組み合わせで大きめのバッグにしてもかっこいいかなと、そのうち試してみたいと思います。

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工具入れ

工具入れを製作。
ハトメ抜きという穴あけを収納するもので
使っていたものが容量不足になったため、端切れの革や生地を使って作りました。

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あと数本は入る余裕があるの当分は活躍してくれそうです。

道具は大切なものですし、基本刃物が多いので何かしらケースには入れます。
今回はまあまあ丁寧に作ったのでアップしましたが
普段、包丁入れなどは必要最低限カバー出来ればよく
かなり適当に程度に作ってしまうので見せられるレベルではないです。

こういった商品以外の製作は息抜きになりますが、ほどほどにですね。

ドラーロの財布

イタリアタンナーのワルピエと言えばブッテーロが有名ですが、
そのブッテーロに型を打ったのが「ドラーロ」です。

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土台となるブッテーロに型押し、その凹凸を手染めでツートンカラーに染め上げ
最後にアイロンによって上品な艶に仕上げています。
型押しなのに結構手間が掛かっているようです。

そのドラーロで試しにシンプルな二つ折り財布を作ってみました。

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型を押すことによって吟面が硬く引き締まるので、ブッテーロに比べると裁断には若干、力が必要ですが
その分、爪キズ等が付きにくいので、その点は気を使わないで済みます。

一般的な型押し革に比べると、やはり土台はブッテーロ、透明感のある美しさは見て取れます。
型押しが好きな方、もしくはブッテーロは好きだけど、
もう少しキズに強ければとか硬ければとか思う人には向いているかと思います。

そのうち、この革「ドラーロ」で何かシリーズを作りたいなと考えています。

初めてのラウンドファスナー財布

ラウンドファスナーの長財布です。

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ラウンドファスナーとはコの字型にファスナーが付いている財布で
収納力があり、中身がこぼれたりしないので、最近は男女問わず人気があります。

ただ、製作方法が特殊で手間が掛かるのと
だいたい形が決まっていてデザイン的に差異を出すのが難しく、
誰が作ってもほぼ似たようなものになってしまうので作るのを避けていました。
反対に言えば、非常にシンプルなので素材や仕立ての善し悪しが出やすいかなと思います。

今回、たまたま作る機会があったので初チャレンジしてみました。
このタイプの財布は教わったこともなく、作った経験もないので
いままで見聞きしたこと、ネットや本で調べて自分なりに考え製作しました。
他にも様々な方法があるかと思いますが、参考までに製作方法を書いてみたいと思います。

まず、何よりもこの形の財布はファスナーが綺麗に取り付けられるかが重要なポイントとなります。
内側のサイズに合わせて型を作ります。
正直、この型を作るのに結構、時間が掛かりますが非常に大事なパーツです。

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ファスナーが固定されるよう溝を付けます。

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胴板内側をクリップで固定します。

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ちなみに胴板内側にもファスナーを付けるガイドとなるパーツが貼ってあります。

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ファスナーを溝にはめて、ガイドに合わせて貼っていきます。

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一周貼り終わったら、
ファスナーの始めと終わりを念のため補強テープで補強。

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あとは表側の胴板を接着して縫製に入りますが、
ファスナーの入り込むところは裏が見えてしまうので目隠しを先に付けて縫っておきます。
また、完成後に裏側の端が見えると美しくないので予め縁に色を入れておきます。

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表側の胴板を接着して、内側にある型を抜いてミシンで縫製します。
手縫であれば問題はありませんが、ミシンで縫製の場合裏側が落ち易いので
若干、内側のサイズを大きくして製作しています。

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今回、内装は札入れ2室とファスナー付き小銭入れ、カード2枚だけのシンプルな構造です。

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これといった特徴はありませんが、初めてにしては綺麗に仕上がったと思います。
先ほど、デザイン的に差異を出すのが難しいと言いましたが
そのうち何かプラスアルファ自分らしさを加えたものを考えてみます。

ロッキングCクランプ

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これはロッキングCクランプ。
以前、紹介したプロトラクター同様、
私の仕事では使いませんが購入してしまったものです。

ものを挟んで固定する工具で手元にあるネジを回して厚さ調整して、
あとはハンドルを握って固定・解除と繰り返し作業できる優れものです。

シンプルな中に男らしさも感じられる見た目に一目惚れしてゲットしてしまいました。

何かに使えないかと食べかけのお菓子の袋などをクリップ代わりに使ってましたが
大きく重いのですぐにやめました(笑)。

通常は様々な現場で固定や溶接、はんだ付け、接着作業等に使用されるそうです。
レザークラフトの世界で言えば、手縫いの時に使う馬(レーシングポニー)に近いかもしれません。

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